1974
1974年の秋、植物学者のHenri Fontaineと画家のMarguerite Clairが、パリのサン=ジェルマン=デ=プレ、ボナパルト通り14番地の小さな店舗を借りた。Henri はグラースで十年間、ラベンダーとジャスミンの蒸留を研究していた。Margueriteは南仏の風景を描きながら、植物の匂いを色彩で記録していた。二人が最初に作った香りは「Saule 1974」、柳の葉と白檀と、プロヴァンスの乾いた土の記憶だった。瓶は当時のリヨンの吹きガラス職人に頼んだ。百本だけ作り、友人と近所の人に配った。